11/07/15 08:19:20.28 0
放射線医が警鐘 原発事故による被曝、怖がりすぎて健康被害も
福島第1原発事故の長期化に伴い、放射線被曝に対する不安が高まっている。
日常的に診療で放射線を扱う東大病院放射線科の中川恵一准教授は、放射線の健康影響を
分かりやすくまとめた『放射線のひみつ』(朝日出版社)を出版、放射線を怖がりすぎて必要な
食物を取らないことなどによる健康被害をむしろ懸念している。4月末に福島県で現地調査も
行った中川さんに、今回の事故による健康影響をどうみるのか、話を聞いた。
--放射線による健康影響はどのようなものか
「細胞が死ぬことで、脱毛や白血球の減少、生殖機能の喪失などが起きる『確定的影響』と、
DNAの損傷で発がんの可能性が高まる『確率的影響』とがある。確定的影響は被曝量が
250ミリシーベルトを超えないと出ないので、今回の事故では一般市民はそこまで至っていない。
問題は確率的影響で、年間被曝量が100ミリシーベルトを超えるとがんによる死亡が増えることが
分かっている」
--どれだけ増えるか
「100ミリシーベルトでおよそ0・5%、200ミリシーベルトでは1%、がんによる死亡率が高まる。
日本人の3人に1人はがんで死亡するので、ある人ががんで死ぬ確率は33・3%だが、
100ミリシーベルトを被曝すると33・8%になる。1000人の集団は333人ががんで死ぬが、
集団全員が100ミリシーベルトを被曝するとがんで死ぬ人が5人増えるとも言える」
(>>2以降に続く)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
「放射線のひみつ」を出版した東大病院放射線科の中川恵一准教授
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)