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東京から最近転勤してきた記者はどうにも気になって仕方がない。
ピカピカの大阪駅ビルに、どこからともなく漂うソースの香り。
飲み屋街だけでなく、会社近くのビジネス街でも、帰りの電車ですら、
ぷ~ん。だが、周囲の関西人に「大阪ってどこもソースの匂い
しますよね」と振っても「そうか?」と薄い反応。記者の鼻が変なのか、
周囲の感覚がすでにまひしているのか……。
「粉もんとまさに一緒に走ってきた。大阪の食文化はソースやと思ってます」
と話すのは老舗メーカー大黒屋会長で大阪ソース工業会の大西一雄会長(77)。
粉自体に味のない粉もんはソースが味の決め手。「他店に負けない味」を求める
店の要望に応える形で、大阪では地元のメーカーが店ごとに少量の地ソースを
作り分けてきた。たこ焼き用など専用ソースも関西生まれだ。
一方で、業務用ゆえに長らく名前も表に出ず、地元の飲食店や酒屋でのみ
流通してきた。いわば黒衣か月見草。だがここ数年、その個性あふれる味が
客を引きつけている。
その一つが、ツヅミ食品(大阪府羽曳野市)の「鼓いちじくソース」。
4年前に地元産のイチジクやタマネギを使い開発。高橋康営業部長(44)は
「香辛料の利いた伝統の味を守りながら、ふわっとしたフルーツ感も出すのが大変。
ソース作りは簡単そうやけど味のバランスがむっちゃ難しい」と話すが、
個人向けの売り上げは、数年で10倍になった。
ソースが主役の粉もん屋もある。難波の「やん!」には、大阪を中心に各地の
地ソース82銘柄180種類がそろい、料理に応じて客が好みのソースを選べる。
“ソースソムリエ”の店主、澤田敏行さん(51)は「マニアのお客さんが
情報をくれるので種類は増え続けています」。 (後略、詳細はソースで)
ソース:URLリンク(www.asahi.com)
関西の地ソース
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