11/07/14 06:34:47.64 0
(>>2の続き)
首相のお友達ゆえか、市民の党は巧みに民主党に浸透した。驚くのが民主党の保守派
と見られてきた鷲尾英一郎衆議院議員のケースだ。前述の市民の党代表の酒井氏が鷲尾
氏の公設第一秘書を4年にわたって務め、酒井氏の差配で鷲尾氏の政治資金団体からめ
ざす会に330万円、市民の党に446万円が献金されていた。
なぜこんなことになったのか。取材に鷲尾氏が語った。「酒井氏との出会いは05年
の初出馬のとき。父の友人で信頼できる人から紹介され、選挙を手伝ってもらいまし
た。当選すると、政治資金と地元担当秘書としておいてほしいというので、公設秘書に
しました。そのときの約束は毎年1千万円の政治資金を集めるということでした」
だが、鷲尾氏の政治活動のためだったはずの資金から、氏の知らない間にめざす会や
市民の党に合計776万円が献金されていったというのだ。鷲尾氏は不本意だったが、
結局酒井氏は鷲尾事務所に4年間在籍した。酒井氏が鷲尾事務所に差し出した政治資金
は年1千万円どころか、4年間でもその額に達しなかったという。
氏が騙されていたと感じたのは当然で、現在、氏は彼らとは無関係だ。菅首相はどうか。
「連携することでプラスになると考えた」と今月7日、語ったように、首相こそ
確信犯なのだ。
(続く)