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★対中国ODA大幅削減見送り 政府指針、実質7%減
・中国向けの政府開発援助(ODA)見直しに関する政府の内部指針が12日、判明した。
実施中の援助計画の大半を占める環境、衛生関連プロジェクトについて「今後も継続する」と明記。
2012年度の対中国ODA予算は、46億円だった11年度比で実質3億5千万円(7・6%)減にとどめ、
42億5千万円となる。中国の急速な発展を理由に、前原誠司前外相が在任中に指示した大幅削減は
見送られた。
外務省は「大幅削減に踏み込めば、改善の兆しが見えてきた日中関係を再び悪化させかねない」
(幹部)と判断した。政治主導で打ち出した削減方針が尻すぼみに終わることも予想される。
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