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この事象にアメリカ地質調査所が注目し、陸軍から実験を引き継いで、水の注入と停止を繰り返した。しかし、とうとう民間の建物に被害が出るような地震が発生したため、この実験は中止された。
その後、アメリカ地質調査所は、同じコロラド州のランジェリーガス田で、天然ガス増産用に水を注入したところ群発地震が発生したことを受けて、ここに実験の場を移して、「水の地下注入」と「地震発生」の因果関係の研究が進められた。
その結果、水の注入によって地震をコントロールすることが可能であるという勇ましい論文が、著名な『サイエンス』(Science)に掲載された。
これ以後、地下への水の注入は地震を引き起こすことが広く知られることになり、日本においても、「松代群発地震」「兵庫県南部地震」などの震源地で、注水実験が行なわれており、注水による地震発生が確認されている。