11/07/13 00:10:49.55 rBBG5iBjO
>>238
■世間一般の理解とは逆に、小泉政権下では貧困率は下がった
◆図録▽相対的貧困率の国際比較 URLリンク(www2.ttcn.ne.jp)
『実は相対的貧困率は「年齢別の所得格差」によって影響されていると考えられる』。
生涯所得においてまったく平等な国が2つあるとする。
片一方は、『若い頃200万円の年収で中高年になると800万円の年収となる』が平均年収(年収のばらつきの中央値)は500万円の国であり、
もう片一方は、『年齢にかかわりなく』年収が 500万円の国であるとする。
前者では『相対的貧困率は年収250万円以下の者の比率である』から一定程度の比率となるが、後者では定義上ゼロ%である。
『前者の国の貧困度が大きいというのは定義上そうであるにすぎない』。
『年齢格差が大きい国ほど相対的貧困率も高い』という結果になっている。
このように『日本は年齢格差が大きいから相対的貧困率も高く出るという側面があり』、このことを無視して貧困度を論ずることは妥当ではなかろう。
なお、日本の相対的貧困率は、2000年頃から2000年代半ばにかけて低下しており、『世間一般の理解とは逆に、小泉政権下で格差が縮まったことになる』。
これは、家計調査による所得格差の動向と一致している。
■相対的貧困率の順位は、ずっと2位か3位
◆第3-2-14図 相対的貧困率の国際比較 URLリンク(www5.cao.go.jp)
この内閣府の資料を見る限り、データの存在する1980年代から一時的にイタリアに抜かれた以外は、ずっと2位。
しかも、民主党とマスコミの《恐怖と消費のキャンペーン》で格差がクローズアップされ始めた小泉内閣時代は、数値自体が下がっている。