11/07/11 06:42:47.75 0
>>1の続き
インタビューの詳細は以下の通り。
―日本国債の危機が指摘され始めているが、どう見ているか
「ポイントは二つある。一つは金融機関の預金量だ。
まだコンスタントに増えているが、未来永劫に増加が続くかというとそんなことはない。
人口構成が変わり、高齢化によって、その資金量の増加がどこかで終わる時がくる。郵貯も含めてだ。
そうすると、海外投資家の資金で日本国債のファイナンスをしなければならない状況になる」
「もう一つは、財政規律の問題だ。やはりプライマリーバランスが取れていない現在の状況は望ましくない。
一般に言われているほど現状は悪くはないとしても、このままでは悪化の一途で、大変リスクが高い状況になっていく。
全体のプライマリーバランスが取れれば、そんなに大ごとにはならないだろう」
「(金融機関の国債の吸収力が限界に来た時に)プライマリーバランスが
取れていないとなると、金利が一気に暴騰することも十分ありうる。
そのタイミングがどの辺になるのかが問題だが、10年サイクルではない。もっと近い。急いで対応を取らなくてはならない」
>>3以降へ続く