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★無料化高速、トラック“裏技”横行 観光地は閑古鳥で明暗
高速道路料金の“迷走”が、東日本大震災の被災地に波紋を広げている。6月20日
から東北地方を走る路線で無料化されたトラックの通行量が激増し、料金所やサービス
エリア(SA)では大渋滞が発生。運送業界は恩恵を歓迎するが、制度の不備を突く“
裏技”が横行し、運賃の値引き合戦も激化している。一方で、土日祝日上限千円の割引
料金の終了で、被災地の観光地は閑古鳥が鳴き、復興の足を引っ張っている。
料金所は大渋滞
「運転が楽な高速にタダで乗れるのはありがたい」
東北自動車道路の国見SA(福島県)。神戸市から仙台市に食料品を配送中の
トラック運転手は、休憩の合間に笑顔で話した。
被災者や原発事故避難者とトラック、バスの中型車以上を対象に20路線で始まった
無料化。SAやパーキングエリア(PA)の駐車場は、上下線ともトラックでいっぱい
だ。「長崎」「豊橋」など遠距離のナンバーも目立つ。駐車スペースが足りず、路側帯
にまであふれ、本線の流れが滞り渋滞の原因になっている。
料金所では、係員がいる一般レーンに並ぶトラックが本線までつながり、ETC
(自動料金収受システム)搭載車も身動きがとれず、渋滞していた。「高速を出るのに
時間がかかって困る」と、仙台市内の男性会社員はぼやく。
無料化区間の起点となる白河インター(福島県)では、「料金所を出た後、すぐに
Uターンしてまた高速に乗るトラックが目撃されている」(業界関係者)という。
(続く)
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)