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2011年7月7日、中国の国産アニメ「魁拔(KUIBA)」が、テーマやキャラクター設定など
何から何まで“日本風”であるとして注目を集めている。信息時報が伝えた。
制作に5年もの歳月が費やされた中国国産アニメ「魁拔」が8日の公開を控え、広東省
広州市でメディア向けの試写会を行った。タイトルにもなった「魁拔」とは、333年に
1度誕生する“恐怖の怪物”で、主人公の少年「蛮吉」とその父「蛮殿下」らが目覚めの
兆しを見せた「魁拔」を倒すため、長い旅に出るというバトルアクションファンタジー。
ところが、この「蛮吉」の孫悟空のような風貌は日本アニメ「ドラゴンボール」の悟空を
連想させる。その他のキャラクターのデザインや性格なども日本のアニメ作品で
見たことがあるようなものばかり。架空の世界が舞台となっているあたりは
「NARUTO-ナルト-」にも通じる。「中国国産」を謳っているものの、何から
何まで“日本風”であることに批判の声も上がっている。
制作側によると、本作は第5シリーズまで準備しており、今回の第1弾がヒット
すれば年内に続編を打ち出したいとしている。日本市場への進出も視野に
入れており、日本版では「蛮吉」役を「ナルト」のうずまきナルト役で有名な
竹内順子さんに依頼しているという。(翻訳・編集/NN)
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