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★【地球漫録】沖縄反戦運動と北朝鮮 めざすは基地撤廃
2009年4月、北朝鮮が人工衛星と称した飛翔体が日本の東北上空を超えて太平洋
に落下した。飛翔体とはこの場合、ミサイルやロケットのことを指しており、当時、
領土の上空をそうした危険物が飛ぶことに大騒ぎになったが、沖縄では不思議なほど
冷静だったことを覚えている。
理由は簡単だ。米軍基地のある沖縄周辺にミサイルが落下するようなマネが、北朝鮮
にできるはずがないと誰もが考えたからだ。
実際、基地の存在理由に「北朝鮮への抑止」が指摘される。前回紹介したクリングナー氏
も「中国脅威」とともに「北朝鮮有事」への対処を主な任務と書いているが、
第2次朝鮮戦争勃発や、大量難民の流出などが十分に想定されるいまだからこそ現実味
がある。
だが、米軍基地撤廃を訴える沖縄の反戦平和運動家たちはこうした「北朝鮮有事」に
ついて口を紡ぐか、「逆に米軍がいるから有事が起きる」といった論理で否定すること
が多い。
例えば「日本チュチェ(主体)思想研究会」の主要メンバーの大半は、沖縄在住だ。
チュチェとは金日成主席が唱えた独立独歩を意味する北朝鮮の指導思想のことだが、こ
の思想を研究するメンバーたちが実は最も熱心な反基地運動家たちでもある。
(続く)
■ソース(夕刊フジ)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)