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航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)選定をめぐる商戦が激しくなってきた。欧州4カ国共同開発のユーロファイターを売り込む英防衛産業大手、
BAEシステムズの上級軍事顧問で前英空軍参謀長のグレン・トーピー氏が産経新聞と会見し、「離陸まで4分。
高度4万フィートまで2分で到達し、高度5万~5万5千フィートでも高い運動性を維持できる」とユーロファイターの防空能力の高さを強調した。(ロンドン 木村正人)
日本の防衛省は、米ボーイング社のFA18戦闘攻撃機(近未来型スーパーホーネット)や、
米ロッキード・マーチン社が開発主体のF35、そしてユーロファイターをFXの有力候補としており、年内に機種を決める予定だ。
ユーロファイターやFA18を操縦したことがあるトーピー氏は、空対空を重視する戦闘機と対地攻撃機の違いを挙げ、
「空対空なら(高コストを理由に製造中止になった)米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22がずば抜けている」と語る。
FA18については「アフガニスタンやイラク、リビアでの作戦に使われた。翼を大きくして航続距離を伸ばし、
空対空より対地攻撃能力を向上させてきた。だがユーロファイターのように5万フィートの高度で戦える運動性はない」と指摘する。
ソース 産経新聞
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
画像 ユーロファイターの模型を手に「同機の運動性は非常に優れている」と語る前英空軍参謀長のトーピー氏(木村正人撮影)
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