11/07/08 23:35:07.58 e/WGTYy30
田原総一郎は以下のように言う。
URLﾘﾝｸ(www.nikkeibp.co.jp)
「知恵を出さないやつは助けない」の真意
松本さんはなぜ、「知恵を出さないやつは助けない」と言ったのか。
被災地ごとに事情は異なり、国はなかなか復旧復興の対応がとれないでいる。阪神淡路大震災のときは
「復旧」でよかった。地震で倒壊した建物や道路などをつくりかえればよかったが、今回は津波の被害が
大きく「復興」が重要なテーマになっている。
山を切り開いて高台をつくり、そこに家を建てる。しかし、市場など商業地区は高台にはつくれない。
職・住をわけた街づくりをどう行うのか。それには地方自治体でなければわからないことが多い。
では高台をつくるにはどれほどのお金が必要か。国と地方自治体で分担するのか。もし国の負担になれば、
財源を賄うために消費税増税も視野に入れなければならないだろうし、国債の発行も考えなければならない。
つまり、国と地方自治体が真剣勝負で対決していかなければならない。復興計画で、地方自治体が何を
担当し、国がどう支援していくか。「国」対「地方自治体」の関係が東日本大震災の復興では難しいところだ。
だから、「知恵を出したところは助け、知恵を出さないやつは助けない」といった発言になったのである。