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福島県を代表する漁港で、東北地方有数のカツオの水揚げ港でもある福島県いわき市の
小名浜漁港が、苦境に立たされている。
カツオ漁が最盛期を迎えた中、津波で被害を受けて3週間前に再開した魚市場への漁船による
カツオの水揚げはゼロ。東京電力福島第一原発事故の影響で「福島産」とみなされるのを心配して、
漁船が同港での水揚げを避けて他県に向かうためだ。「漁場は同じなのに……」。
地元漁業関係者の苦悩が続く。
春から夏にかけて太平洋沿岸を北上する群れを追うカツオ漁は5月から本格化し、いまが最盛期。
しかし、小名浜魚市場では、魚を入れるカゴが高く積まれたまま、静まり返っている。
「例年なら、仲買人や市場の職員でごった返し、すごい活気なんですけどね」。市場職員の
中野聡さん(35)はため息をつく。
水産庁によると、同港で2009年に水揚げされたカツオ(生鮮)は、全国の漁港で5位の約2420トン。
地元漁協では、約7割が地元以外の船によるものだったとしている。
ソース
読売新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)