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“オカズ”の変化でエロ本売れない…出版業界が大ピンチだ!
今年1-6月に休刊した週刊誌、月刊誌は計102点にのぼることが分かった。
有名アダルト誌も名を連ねるなど、お世話になった男性陣には寂しい限り。
“オカズ”事情の変化も、折からの出版不況に影響を与えている。
日販速報(日本出版販売)によると、上半期の創刊誌は月刊の「カーセンサーEDGE」
(リクルート)など72点を数えたが、休刊誌は約1・5倍の102点。前年同期比では
18点減ながら、前期(昨年下半期)比では6点も増えた。
なかでも目立ったのは1984年4月創刊の老舗グラビアアダルト誌「ザ・ベストmagazine」
(KKベストセラーズ)。一時は同社の売れ筋として姉妹誌を増やしたが、この上半期に
「ON.」「DOPE」とともに休刊となった。
出版関係者は「インターネット上で無料でアダルト画像や動画が手に入る時代となり、
昔ながらの“エロ本”は販売が苦しい」と解説した。アダルト誌ではサニー出版の
「人妻近親天国」も休刊となっている。
80年の伝統を誇る政治情報月刊誌「政界往来」(政界往来社)や、1950年創刊の
小型時刻表「JTB携帯時刻表」(JTBパブリッシング)も、その歴史に幕を下ろした。
八百長問題を受けた相撲専門誌「大相撲中継」(NHKサービスセンター)など、
特殊な影響を受けた雑誌もある。しかし、紙離れによる出版不況の傾向は顕著なようだ。
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8月号で休刊する・ザ・ベスト
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