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・「バカにしている」。
被災した宮城・岩手県知事に対する松本龍震災復興担当相の発言に対して被災地から
4日、憤りの声が上がった。「知恵を出さないやつは助けない」といった物言いに、
震災復興担当相としての資質を疑う声も多かった。
宮城県多賀城市文化センターに避難する無職、寺内香織さん(33)は「県知事への発言は
私たちへの発言と一緒。心が痛い」と話す。小学2年の長女(7)と避難生活が続き、仮設住宅へは
入居できていない。「被災者は生活するだけで精いっぱい。それが分からない人に大臣は
任せられない」と憤った。
やはり同センターに避難する会社員、阿部育男さん(58)。「被災地をバカにしている。国が対策を
しないから何も進まないんじゃないか」と声を荒らげた。阿部さんは自宅が全壊したが、生活再建
支援金もまだ下りていない。
トラック運転手、伊藤新一さん(63)は取引先の食品会社が被災して仕事が入ってこない。
「この4カ月、松本氏は何をやってきたのか。首相というトップがダメだから下もみんな頼りない」と
話した。
仙台市宮城野区の避難所で暮らす漁師、秋葉吉夫さん(55)は「わざわざ被災地まで来て
おかしいことばかり言っていないで、早く国会審議で予算を成立させたらどうだ」と怒りの表情。
避難所の運営委員だった無職、片桐勝二さん(60)も「国の方針の遅れが全体の遅れに
つながっているのだという責任感はないのか」と憤った。
宮城野区の避難所から登校する高校1年、佐藤由希帆(ゆきほ)さん(15)は「担当大臣の職に
就いている意味があるのか。能力のない人が大臣に就いていると思うとがっかり」。
岩手県大船渡市の避難所自治会長、平山仁さん(42)は「菅政権には期待していないが、復興は
国の方針次第なのであきらめきれないのも事実。誰がどんな不適切発言をしようが、もうどうでもいい。
国会を早く進めてくれ」とあきれ顔だった。
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