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岩手・宮城両県を訪れた松本龍復興相が知事に「暴言」を吐いたことが、本人の謝罪にまで発展した。
発言の背景には、現状へのある不満があるというのだ。
発覚のきっかけは、地元の東北放送が松本龍復興相の発言を「波紋を呼びそうです」と紹介したことだった。
■東北放送がニュースで流したのがきっかけ
松本氏は、2011年7月3日に就任後初めて岩手・宮城両県を訪れた。
東北放送のニュース番組によると、宮城県庁を訪れた松本氏は、村井嘉浩知事が自分を応接室で待たせたことに
腹を立てた。数分後に村井知事が笑顔で現れて握手を求めると、松本氏は、「終わってから」と言って拒否。
村井知事が水産特区を要望すると、県がコンセンサスを得ないと国は何もしないと突っぱね、応接室で待たせた
ことをこう非難したのだ。
「お客さんが来るときは、自分が入ってからお客さんを呼べ。いいか、長幼の序が分かっている自衛隊なら、
そんなことやるぞ!」
村井知事が自衛隊出身なのを指して言ったらしい。松本氏が身を乗り出して同意を迫ると、村井知事は、年下で
あることを意識したのか、「はい」と答えた。しかし、顔は引きつり、苦笑いを浮かべていた。
さらに、松本氏は、最後の言葉をオフレコとして、報道陣を見渡しながら、「書いたら、もうその社は終わり
だから」と威嚇した。東北放送は、この場面さえ流しており、脅しには安易に屈しなかったわけだ。
(>>2-10につづく)
▼J-CASTニュース [2011/7/ 4 20:00]
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