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英スコットランドの原子力発電所で、冷却システムに海から大量の
クラゲが侵入し、原子炉の運転を手動で停止する“事故”が起きた。
クラゲに侵入されたのは、スコットランド東部にあるトーネス原発。
6月28日に、大量のクラゲが海水を取り込む冷却水プールに侵入し、
フィルターに引っかかり“目詰まり”を起こしているのが見つかった。
このため、2基ある原子炉を手動で停止した。
現地報道によると、付近の海は例年より温度が上がっており、クラゲが
大量発生しやすい条件になっていたという。原発の運営会社は、今回の
目詰まりによって、付近住民や環境への影響は全くないと強調している。
フィルターを修復するとともに、近隣の漁師の助けも借り、3隻の
船を使って、周辺からクラゲを除去する作業をスタート。2日までに、
原子炉のうち1基は運転を再開したと伝えられている。一方、専門家は、
今後もこのような事態が多く発生する可能性があるとして、警戒を呼びかけている。
日本では、東日本大震災の影響で、東京電力福島第1原発の各原子炉が
冷却できなくなり、深刻な事故となった。また、6月23日には、
中国電力島根原発で、冷却用海水取り込み口付近に、同じようにクラゲが
入り込み、フィルターの金網に張りついた。この時は、運転停止はせず、
原子炉1基の出力を下げて対応。翌日には通常運転に戻っている。
ソース:URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)