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>>18
終戦後、在日朝鮮人の約75%が朝鮮に引揚げたが、その帰還状況を段階的にみると次のとおりである。
1945年8月から1946年3月までの間に、約140万人が朝鮮へ引揚げた。
内訳は、日本政府の配船によるものが約90万人、個別的引揚げで約50万人である。
引揚げにあたっては、復員軍人、軍属および動員労務者等は特に優先的便宜が与えられた。
1946年3月には残留朝鮮人全員約65万人について帰還希望者の有無を調査した。
結果、帰還希望者は約50万人であったが、実際に朝鮮へ引揚げたものは約8万人にすぎず、残余のものは自ら日本に残る途を選んだ。
自らの意思で日本に残ったものの大部分は早くから日本に来住して生活基盤を築いていた者であった。
戦時中に渡来した労務者や復員軍人、軍属などは日本内地になじみが少ないだけに、終戦後日本に残ったものは極めて少数である。
現在登録されている在日朝鮮人の総数は約61万人。
そのうち戦時中に徴用労務者としてきたものは245人にすぎないことが明らかとなった。
終戦後、日本政府は帰国を希望する朝鮮人には常時帰国の途を開いていた。
現在日本に居住している朝鮮人は、前記245人を含み、みな自分の自由意志によって日本に留まった者、また日本生れのものである。
現在日本政府が本人の意志に反して日本に留めているような朝鮮人は犯罪者を除き1名もない。
以上