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★和歌山で“闇ユッケ”横行!?地域で差がある生肉検査
死者を出した「焼肉酒家 えびす」の集団食中毒事件を受けて、厚生労働省が生食肉
衛生管理の実態調査をしたところ、国の基準を守っていなかった飲食店が100%にな
った県もあった。実は保健所がある全国の市でも同じような調査が実施されており、飲
食店全店が違反した市は計9を数える。ただ、自治体によって検査基準があいまいな部
分もあり、不名誉な結果になった市からは恨み節も漏れている。
「飲食店への周知が不十分だったという反省すべき点はある。ただ今回の結果は、消
費者保護の観点から適合性について厳しく調べたからだと思っている」(和歌山県食品
生活衛生課)
和歌山県は、都道府県レベルで唯一、100%の数字を出し、違反率ワースト1にな
ってしまった。
市レベルでは違反店100%の自治体は9市あり、北から北海道旭川市(違反店舗数
22)▽群馬県前橋市(同16)▽同高崎市(同77)▽川崎市(同43)▽石川県金
沢市(同16)▽兵庫県尼崎市(同97)▽和歌山県和歌山市(同43)▽岡山県岡山
市(同92)▽山口県下関市(同38)▽となる。
これらの市は、調査結果に納得のいかない様子もうかがわせる。尼崎市では「自治体
によって検査の尺度がかなり違う」(生活衛生課)と憤り、こう続ける。
「例えば国の基準では、包丁など器具の消毒は『83度以上の温湯により行うこと』
とある。実際にはアルコール消毒している店が多い。しかし、温湯でなければ検査は
『×』。厳密に照らし合わせれば、違反の店が増えるのは仕方がない」(同)
(続く)
■ソース(夕刊フジ)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)