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米ニューメキシコ州で26日に発生した山火事が、核研究施設のロスアラモス国立研究所の
敷地に迫り、周囲の住民らが不安を訴えている。
火災は私有地で発生し、サンタフェ国有林に広がった。28日までに焼失面積は約2万4000
ヘクタールに達し、付近に住む1万人近くが避難している。鎮火の兆しはみられない。
サンタフェ近郊ではこのほかにも落雷などによる山火事が複数発生し、乾燥した強風にあおられて
延焼を続けている。
研究所は同市の北西約56キロに位置する。マクミラン所長は28日の会見で、敷地内では
27日に小規模な火災が発生したが消防担当者がすぐに消火したと述べ、危険物質はすべて
適切に管理されていると強調した。
同日中に核安全保障局(NNSA)による放射能漏れ調査が予定されているとも語った。
ロスアラモスの消防責任者によると、山火事は研究所敷地の南端に達し、西方向からも迫っている。
研究所は一時閉鎖され、再開は30日以降となる見通し。
従業員には絶対に必要な場合以外は近付かないよう指示が出ている。
ニューメキシコ州のマルティネス知事は28日の会見で、同研究所について住民の安全に
かかわる情報はすべて公開すると約束した。また、火災予防のために7月4日の独立記念日や
それ以降の花火は避けるよう呼びかけた。
ソース:CNN
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