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宮田村を拠点に、東日本大震災の被災者の生活支援に取り組むボランティアグループ・ネットワーク
kizuna~きずな~信州(高橋泉代表)は26日、福島第1原発事故に伴い風評被害に苦しむ農家を
支援するため、福島産サクランボ「佐藤錦」を現地で購入し、同村と伊那市の2カ所で販売した。
合わせて400パックを用意したが、販売から間もなくほぼ完売した。
きずなは、25~26日にかけて福島市の被災者から要望のあった扇風機やタオルケットなどの支援物資を
トラックで輸送。この帰りにJA新福島で佐藤錦の1パック200グラム入りを400個仕入れ、伊那市上新田の
パワーストーン販売店・月水湊と、宮田村の中央グラウンドの2カ所で1パック500円で販売した。
宮田会場では、販売開始予定前から、多くが訪れ待ち構える人気ぶり。販売開始とともに、一人で
3~5パックを購入していた。
購入した村内の主婦らは「輸入品を買うより良いと思って買いに来た」「本場のサクランボを味わいたかった」
などと笑顔を見せていた。
高橋代表によると「農家の風評被害は依然深刻」で、一般の避難者支援には格差が生じているという。
高橋代表は「困っている人はまだまだたくさんいる。現地のニーズをつぶさに吸い上げ、物資を供給するとともに
現地の農産物を購入し、風評被害にあえぐ農家支援を粘り強く展開していきたい」と話していた。
サクランボの売り上げは、今後の支援活動に活用するという。
ソース
長野日報 URLリンク(www.nagano-np.co.jp)