11/06/28 00:12:53.97 0
(>>1のつづき)
佐賀県太良町でタイラギ漁を営む原告団副団長、平方宣清さん(58)も判決にぼうぜんとした表情。
佐賀地裁判決に従っていれば、猶予3年の期限で、この日には開門がかなっているはずだった。「有明海の
環境は刻一刻と悪化している。これ以上、先延ばしは許されない。私たちがほしいのは金じゃない。宝の海を
守ることなんだ」と強調した。
一方、開門に反対する干拓地の入植者や後背地の住民は判決を歓迎した。長崎県島原市から入植し
約30ヘクタールの畑でネギやダイコンを作っている松尾公春さん(54)は「いい判決。長崎地裁は
本当の地域の声を聞いていたのだろう。判決のねじれは、高裁判決の上告を断念した菅直人首相の責任だ。
今後も開門阻止に向けて声を上げていく」と話した。
(おわり)