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★菅政権：松本復興担当相を正式決定へ、自民・浜田氏に政務官打診
菅直人政権は27日、東日本大震災復興基本法に基づき新設する復興担当相に松本龍防災担当相を充てる人事を正式決定する。
担当政務官には自民党の浜田和幸参院議員に就任を打診しており、同氏は同日中に結論を出す方針。
浜田氏は同日昼に国会内で記者会見し、政務官就任については枝野幸男官房長官から26日に打診があったことを紹介。
浜田氏は「現在の時点では全くの白紙状態だが、自民党とか民主党とかにこだわって日本がおかしくなる状況は看過できない」
と前向きに対応する姿勢をにじませた。
これに対し、枝野氏は午前の記者会見で、復興担当相や現地対策本部長などの人事について「今日中に決めたい」と表明。
浜田氏への政務官打診に関しては「プロセスも含めて正式決定前に何か言うのは適切ではない」とコメントを避けた。
復興担当相など基本法成立に伴う態勢づくりに絡んでは、国民新党の亀井静香代表が首相に対し、
これを契機に内閣の大幅改造を断行するよう進言していた。浜田氏は会見で、枝野氏からの政務官ポスト打診に先立ち、
亀井氏や元自民党参院議員会長の村上正邦氏と接触したことを認めている。亀井氏は自民党時代に村上氏と同じ派閥に所属していた。
浜田氏は先週、村上氏と会談して「今の国難状況を突破するために参院議員として何をなすべきか
しっかり考えるようにというアドバイスをもらった」ことを明らかにした。
亀井氏からは電話で「党利党略とかにとらわれないでしっかりした姿勢で協力して進もう」と呼び掛けられたという。
松本氏は防災担当相を引き続き兼務するが、環境相は辞任する意向。
復興担当の副大臣には平野達男内閣府副大臣を充てたい考えだ。松本氏が24日、記者団に明らかにした。
Bloombergから抜粋 URLﾘﾝｸ(www.bloomberg.co.jp)