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・反戦・反核を訴える母親らの運動「第五十六回県母親大会」が二十六日、川崎市中原区の
法政大学第二中・高校で開かれた。記念講演で、小森陽一・東京大教授と作家の
雨宮処凛(かりん)さんが対談、福島第一原発事故をきっかけに広がる反原発運動を
テーマに語り合った。
「母親大会」は、一九五四年にアメリカが太平洋で行った「ビキニ水爆実験」に抗議し、
全国の婦人団体や労働団体が参加して始まった平和運動。
会場の同校体育館には約千五百人が詰め掛けた。原発事故後、若者らとデモ行進して
反原発を訴えている雨宮さんは、子育て世代もデモに参加していることを明かし
「お母さんたちが子どもの未来を心配している。放射能汚染は世代を超えた問題。
団塊世代にも参加を呼び掛けている」と話した。
護憲団体の「九条の会」事務局長を務める小森さんは「若者は行動するだけでなく、
原発についての知識を増やしている」と共感。「“フクシマ”の悲劇を最後にしなければ。
水爆実験で立ち上がった母親らと、現代の若者が世代が超えて連帯し、新しい運動を
展開して」と期待した。
今回は第五十三回川崎母親大会も兼ねて開催。川崎市内の公害の現状や、環太平洋
連携協定(TPP)の問題点など、暮らしや教育のテーマごとに分科会が開かれ、参加者が
討論した。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
※画像:反原発運動の高まりをテーマに対談する小森さん(右)と雨宮さん=中原区で
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