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県内で今年、エアコンの室外機が盗まれる被害が多発している。簡単に盗めて比較的高値で
転売できるためとみられ、既に300件以上発生。昨年1年分の件数を超えた。すでに暑さは本格化。
ある日突然、エアコンが使えない事態にならないよう、県警は注意を呼び掛けている。
北名古屋市の民家から室外機(2万円相当)を盗んだとして西枇杷島署は6日、
一宮市の廃品回収業者の男(30)=窃盗罪で起訴=を逮捕した。
男は昨年11月ごろに廃品回収の仕事を始めたが収入が少なく、室外機を狙うように。
住人のいないアパートを中心に80件ほど犯行を重ね、金属買い取り業者に
1台3000円ほどで売ったと供述。解体し、銅など内部の金属を再利用するらしい。
一般の鉄製品の買い取り価格は1キロ30円ほどといい、室外機は格段に効率がいい。
室外機は固定されずに置かれていることが多く、配線やホースを切断するだけで盗める。
加えて、業者の回収作業だと思われて怪しまれない。実際、男の犯行は
白昼の午後3時ごろで、隣人が目撃していたが、普通の工事だと思っていたという。
署によると、県内の民家や事業所から室外機が盗まれる被害は一昨年の160件から、
昨年は1・5倍以上の251件に増加。今年は尾張地方を中心に
5月末までで275件発生した。6月に入ってからも50件と減っていない。
大手家電量販店では、盗まれたのが室外機だけでも、不具合が起きないよう
エアコン本体ごとの買い替えを勧めており、使用者の負担は大きい。署の担当者は
「泥棒は犯行に時間がかかるのを嫌がる。ぜひ固定してほしい」と話している。
2011年6月26日
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