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民主党の前原誠司前外相は26日、神戸市内で講演し、菅直人首相が原発政策見直しに意欲を示している
ことについて「今の民主党は少しポピュリズム(大衆迎合)に走りすぎている。私も日本が20年先に原発を
なくすことは賛成だ。しかし、振り子が急激に脱原発に振れた時、皆さんの生活が一体どうなるか考えるのが
本来の政治だ」と批判した。
首相が主導した中部電力浜岡原発の運転停止についても「止めることの是非と、止め方の是非を後で検証
しなければならない」と語った。菅政権が検討する消費増税などについても「日本がかかっているデフレという
病気を脱却し、安定した経済成長に移るまでは増税すべきではない」と慎重な考えを示した。
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