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山形県酒田市内の公立小学校で昨年1月、40歳代の女性教諭が小学5年の男子児童のほおを
両手で10回程度たたく体罰があったことが24日、わかった。
常習性がないことなどから、教諭は文書訓告処分とされた。県教委や酒田市教委は、
この事案を公表しておらず、理由について、「懲戒処分ではないため」などとしている。
県教委などによると、昨年1月22日、授業中に隣席の同級生をからかう児童に対し、教諭がやめるように
注意したが、おさまらなかったという。
このため、教諭は、隣の空き教室に児童を連れて行き、「ちゃんとしなさい」などと話したが、素直に
聞き入れなかったため、両手で児童のほおを挟むようにして、約10回たたいたという。
児童にけがはなかったというが、ほおが赤くなるほど腫れていたため、異変に気付いた家族が学校に
問い合わせたことで、体罰が発覚した。
県教委によると、教諭は、「(自分の)言うことを聞いてもらえなかったため、感情的になってしまった」などと
説明しており、「児童に申し訳ないことをした」と述べていたという。
教諭は昨年3月30日、酒田市教委から、文書訓告の処分を受けた。
県教委総務課教職員室の熊谷岳郎・室長補佐は「指導を徹底して、再発防止に努めたい」と話している。
一方、酒田市教委は「職員を書面で指導し、改めるという措置を取った事案であり、懲戒処分ではないので、
中身については答えられない」としている。
ソース
読売新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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