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東京電力福島第一原子力発電所2号機では、事故によって壊れた原子炉の水位計の代わりとなる
仮設の装置が22日に設置されましたが、25日になってもうまく作動しておらず、安定的な
冷却に欠かせない原子炉内の正確な水位や圧力が把握できない状態が続いています。
福島第一原発2号機では、原子炉内の水位を測る装置が事故で故障し、正確な値を示していないと
みられています。このため、東京電力では22日に原子炉建屋に作業員を入れて、原子炉の水位や
圧力を測る仮設の装置を取り付け、当初の計画では23日には正確なデータが明らかになるはずでした。
ところが、25日になっても装置はうまく作動せず、東京電力では、装置の配管が通っている格納容器
付近の温度が高すぎて、配管の中の水が蒸発してしまうのが原因とみています。福島第一原発では、
1号機から3号機までで核燃料が溶け落ちるいわゆる「メルトダウン」が起きたとみられ、2号機の
原子炉の中にほとんど水が入っていない可能性があります。安定的な冷却を行うためには、正確な
水位の把握が欠かせないことから、東京電力では2号機に取り付けた装置の調整方法を検討していますが、
具体的なめどは、まだ立っていないということです。
▼NHKニュース [6月25日12時8分]
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