11/06/25 05:02:02.32 fNoC6Z1H0
>>28
5年ほど前、富士山の世界遺産登録を目指すアルピニストの野口健がヨット好きで小笠原を良く知る石原都知事の懇親会で小笠原の保全を説いた。
「富士山はゴミが原因で登録できない。何もしなければ小笠原も汚染される。すぐに保護しましょう。」と、熱心に語る野口の傍らで
石原都知事はグラスを傾けながら"ウン、ウン"と耳を傾けていた。
翌日、野口は思った・・・「都知事は懇親会で仕事の話を持ち出す奴が大嫌いだ。昨夜の話は理解してくれただろうか???」
そこへ一本の電話が鳴り響く。受話器をとると都知事からだ。「都環境レンジャーを創設する。野口、言い出したんだからお前が隊長をやれ!!」
こうして世界遺産登録への第一歩となる都環境レンジャーの小笠原常駐が始まった。