11/06/23 23:23:01.58 0
韓国最大財閥サムスン・グループの中核企業サムスン電子で、半導体製造
工場の従業員に白血病の発症が相次いでいるとされる問題で、ソウル行政
裁判所は23日、工場勤務と白血病の因果関係を認める判決を下した。聯合
ニュースが報じた。
判決では、サムスン電子に勤務し、白血病で死亡した従業員2人について、
工場で持続的に有害化学物質や放射線を浴びたとし、そのために「(白血病が)
発症したり進行したと推定できる」と認定。「白血病と業務に因果関係がある
とみるのが相当」として、労災と認めず遺族給付金を支給しなかった勤労福祉
公団の決定を取り消すよう命じた。
サムスン電子側は、判決内容は自社の調査結果と異なると主張している。
市民団体などによると、1998年以降、同社の半導体製造工場に勤務して
いた22人が白血病やリンパ腫を発症し、うち9人が死亡。発症者の多くが
従事していた旧式の製造ラインでは、発がん性があるベンゼンを半導体洗浄に
使用しており、同団体は、手作業の工程もあるなど安全対策が不十分だったと主張。
一方、同社は「安全管理に問題はない」として業務との因果関係を否定していた。
中日新聞 2011年6月23日 22時59分
URLリンク(www.chunichi.co.jp)