11/06/23 22:08:05.99 0
(>>1のつづき)
◆私は、原発事故にかんして国民全体に責任があるという考え方には反対です。電気の
無駄使いについては責任があるかもしれません。でも、私たちは(原発の)危険性について
どれだけ知らされていたでしょうか? 学校で習ってきたでしょうか?
むしろ、学校の掲示板に、原発はクリーンなエネルギーで、安全で不可欠なものだという
ポスターがはってありました。そうしたポスターや作文の募集もありました。それをしたのは、
東京電力と国です。そんな教育をうけた私たちが、原発はあぶない! つくらないほうがいい!
という意見をもつことができたでしょうか。これからみんなで話し合って、大人が何を間違えたのか、
を考えていく必要があると思います。(神奈川県鎌倉市・小5)
◆私の友達に、お父さんが東電で働いている子がいます。
前は、明るくて文武両道で、みんなから好かれるすっごく良い子だったのに、今は不登校ぎみで
私を含む数人としか話しません。どうして、何も悪くない彼女がいじめられるのでしょう。
原発は、人の役に立ちますが、今回のように人を傷つけることもある「もろはのつるぎ」です。
今回の地震は1000年に1度の大地震。せめて新しい発電方法が見つかるまで、原発を
批判しないでください。(M)
◆僕は(男子児童の)意見に一番共感を覚えた。なぜなら、僕の母は経済産業省に勤めて
いるからだ。原発事故の問題では東京電力だけでなく経産省も批判されている。母も加害者
という意識が強く、とても申し訳ないと思っているようだ。
確かに、国や東電の責任も大きいが、電気を日々の生活で大量に使っている国民全員、
いや世界全体の責任でもあると主張したい。(東京学芸大付属小金井小・6年)
◆僕のお父さんも東電の社員です。お父さんが原発に行くときは、とても心配です。たしかに
東電にも責任はあるけど、全面的に東電に責任をおしつけているのはすごくいやな感じです。
責任をとらないといけないのは、国だと思います。国と日本人が便利を求めているから、
原発が必要とされたのです。(横浜市立汲沢小・6年)(以上)