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「あまりに高すぎるコストではないか」―。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設を
めぐる民主党政権の迷走に対し、北沢俊美防衛相が「民主主義のコストだ」と反論したことに
23日の自民党外交・国防合同部会で批判が相次いだ。
北沢氏は米ワシントンで21日開かれた外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)後の共同会見で、
普天間移設先が自公政権時代の案に戻ったとの批判に対し「時間のロスという論評があるとすれば、
政権交代に基づく民主主義のコストだと理解している」と反論した。
これに対し、合同部会に出席した自民党議員から「(民主党の)政府が日米合意に違反し、
重大な過ちを犯した」「民主主義のコストではなく、民主党のお勉強のためのコストだ」との
批判が続いた。このままでは普天間の固定化につながるとの懸念も示された。
▽朝日新聞
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