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「喫煙で死ぬことがあります」…米でキツイ警告
【ワシントン=山田哲朗】米食品医薬品局(FDA)は21日、
たばこの包装に新たに掲載を義務づける警告文のデザイン9種類を発表した。
「喫煙で死ぬことがあります」という警告文と胸に大きな手術痕がある遺体の写真、
「たばこは脳卒中や心臓病を引き起こします」の警告文と呼吸器をつけてあえぐ男性の写真など、
どれも視覚に訴えるきつい内容だ。
25年ぶりの大きな改定で、来年9月以降、米国内で販売されるたばこは、
パッケージの上半分をこの警告に当てなければならなくなる。
たばこ業界は、言論の自由などを理由に新規制無効を求める訴訟を起こしている。
FDAは2009年に成立した「たばこ規制法」に基づき、昨年、36種類の図案を発表。
意見を公募して今回の九つに絞り込んだ。セベリウス厚生長官は21日の記者会見で
「この警告は確かにひどい。若者に、喫煙はひどいことだと知ってもらいたい」と期待を示した。
(2011年6月22日14時14分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
米食品医薬品局(FDA)が導入を決めた警告文。「たばこは致死的な肺がんを引き起こします」
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)