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中国電力の原発建設計画に住民の大半が反対し、自然エネルギー普及を進める山口県上関町祝島で
18日、先進地のデンマーク・サムソ島のエネルギーアカデミー事務局長ソーレン・ハーマンセンさん(52)が
講演し、同アカデミーが推進している、風力発電による電力自給100%の成功例を紹介した。
約4千人が住むサムソ島から訪れたハーマンセンさんは、風力発電施設を住民の出資で建て
太陽光温水器などで暖房と給湯エネルギーの75%も賄っていると説明。10年間で60億円を超す
投資があり、「多くの仕事を生み出した」と強調した。
太陽光発電などを進める祝島の計画に触れ「成功すれば日本全体のモデルとなり、アジアに広がる」と激励。
長期的な計画策定や政治家のリーダーシップの大切さも訴えた。
ソース
中国新聞 URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)