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★伝染する無責任体質 今も「仮免」のまま
「なにやってんですか、あなたたちは!」
今月8日の参院災害対策特別委員会。自民党の「ヒゲの隊長」こと佐藤正久参院議員
の怒声が響きわたった。怒りの矛先は、福山哲郎官房副長官ら菅政権を支える面々だっ
た。
発端は、政府の東京電力福島第1原発事故をめぐる放射性物質放出情報の公表遅れ
だ。
その一つが原発から半径20キロ圏外で事故直後の3月16日から4月4日に測定し
た放射線量などのデータの一部が未公表になっていたことだ。これを文部科学省は6月
7日、公表漏れとして発表。測定から約80日も放置していた。未公表分には3月16
日に、いわき市で採取した雑草から放射性ヨウ素1キログラム当たり131万ベクレル
と高い値も確認されていた。
佐藤氏は「データ隠しだ」と批判し、文科省に問いただしたが、同省の林久美子政務
官の答弁といえば、そっけないものだった。
「意図的に隠していたわけではない。事故直後の混乱とか不十分な態勢で、申し訳な
いが、不注意によって結果として公表漏れが生じた」
未公表データが迅速に公表されていれば、その地点で農作業に従事していた周辺住民
の内部被曝は避けられたかもしれない。それなのに、用意された「お詫びマニュアル」
を読むように、悪びれることなく言い放ったのだ。
(続く)
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)