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★卑弥呼は吉備出身か 春成氏講演 おかやま歴史塾第11期が開幕
写真 卑弥呼と岡山の意外な関係に満員の聴衆が聞き入った「おかやま歴史塾」
URLリンク(www.sanyo.oni.co.jp)
「おかやま歴史塾 時代を拓(ひら)いた先覚者に学ぶ」の第11期最初の講演会が18日、
岡山市北区柳町、山陽新聞社さん太ホールで開かれた。
国立歴史民俗博物館の春成秀爾名誉教授が「女王卑弥呼(ひみこ)は吉備出身か」と題し、
岡山との驚くべき関係に迫った。
春成名誉教授は、近年の炭素年代測定によって卑弥呼の墓の可能性が高まった箸墓(はしはか)古墳(奈良県桜井市)から、
吉備で発達した特殊器台や円筒埴輪(はにわ)が採集されることに着目。
同器台や楯築(たてつき)墳丘墓(倉敷市)の弧帯石に刻まれた弧帯文が、
竜に由来する文様で、吉備一族が祖先を竜とする信仰を持っていたことを示すとした上で、
「卑弥呼が吉備一族の出身であることを物語っている」と結論付けた。
中国の魏志倭人伝に記された卑弥呼の「鬼道」も、吉備から継承した竜の祭祀(さいし)と指摘。
「霊的な権威で国をまとめ上げ、3世紀のアジアで最大規模の墓を築くだけの力を手にした」と約300人の聴衆に語った。
同塾は毎月1回開催。
今期は、古代から近代までの人物をテーマに6講演を行う。
募集は締め切っている。
山陽新聞 URLリンク(www.sanyo.oni.co.jp)