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★山から巨大落石 県道近く住民びっくり
和歌山県田辺市上秋津の県道田辺龍神線近くの斜面で、16日夜から17日朝にかけて巨
大な落石があった。近くには民家や作業所があるが、けが人や建物被害はなかった。石
は高さ６メートル、最大幅８メートル、重さは推定７００トンあり、住民らを驚かせて
いる。田辺市防災対策室は、他の石が落下してくる可能性があり、警戒を呼び掛けている。
石は、県道から約40メートル山手に入った作業道沿いで見つかった。近くに住む農業
芝勇さん（63）によると、前日の午後８時ごろ、雷が鳴ったような地響きを聞いた。
翌日朝、落石を発見したが、新しく小屋が建ったのかと思ったほど、あまりの大きさに
驚いたという。
現場から崩れた山の部分は見えないが、石は約２００メートル上の斜面から転げ落ち
てきたとみられる。石の真下には、県道や芝さんの作業所があり、石があと少し転げて
いたら大きな被害が出ていた。地元の農業野村一弘さん（63）は「途中で止まってよか
ったが、山肌には他にも大きな石があるので崩れたら心配」と話している。
西牟婁振興局林務課によると、今後は山に入って現地調査を進め、石が崩れた場所や
ほかに危険な所がないかを確認する。その後、落石を細かく割って撤去するという。現
場は県道の高尾橋から奇絶峡寄り約１００メートルの付近。
■ソース(紀伊民報)
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【見つかった巨大な落石（17日、和歌山県田辺市上秋津で）】
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