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★大震災で離婚危機夫婦が急増中
●夫との価値観の違いに直面
東日本大震災から3カ月あまり。ここにきて離婚の危機に直面している夫婦が増えて
いる。
離婚相談に乗っている「東京家族ラボ」にもそうした妻たちの声が届いている。多く
は「地震がきっかけで夫との価値観の違いが分かった」というものだ。
同ラボを主宰する作家の池内ひろ美氏が言う。
「大地震などが起きると、人は動揺し、最初に顔を思い浮かべる人に電話をかけてしま
うものです。今回の地震でも“夫の携帯の履歴をチェックしたら、一番最初に浮気相手
の女性に電話したことが分かった”とか“夫が自分ではなく母親だけを気遣った”とい
う妻の相談が寄せられている。このほか寄付金を出すのを嫌がる夫のケチな性格に嫌気
がさしたとか、寄付のために勝手に子供の学資保険を解約した夫に怒る妻も現れていま
す」
東北の被災地では、避難所に身を寄せた家族に配られたおにぎりを夫がひとりで食べ
てしまった事例もあるとか。離婚危機に直結するエピソードだ。
「夫のケチな性格を目の当たりにすると、妻は自分が病気になったとき治療代をケチら
れるのではないかと不安を覚え、夫の人間性に失望するのです。95年の阪神大震災で
は家族を置いて、ひとりで逃げた夫に妻がショックを受けた事例がありました。こうし
た妻は震災後1年で夫との価値観の違いを確信し、離婚準備を進める。阪神のときは震
災の2、3年後に離婚が増えました」(池内ひろ美氏)
今回の大地震では「頼れるパートナーが欲しい」という気持ちから、女性の結婚願望
が高まったことが話題になった。このように勢いで結婚した女性があとで夫に愛想を尽
かすケースも出てきそうだ。大震災がもたらした後遺症は深刻極まりない。
(日刊ゲンダイ2011年6月15日掲載)
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