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「自分たちで選んだんじゃないの?」菅直人首相の退陣問題をめぐって、身内の民主党からも
圧力がかかっていることに対して、そう思った人も多いのではないか。
福島第一原発問題で政府に対し、警鐘を鳴らし続ける中部大学教授の武田邦彦氏も呆れ顔で
こう答える。
「民主党の意思で選んだ自分たちの首相を、“評価しない”と公言する民主党議員がいるのですから、
これほど国民をバカにしていることはないでしょう。一般国民よりも彼らは菅さんの性格、考え方、
能力などをよく知っているはずだから、最初から首相などできないことはわかっていたはずです。
そんな菅さんを選んだ理由を国民に説明すべきでしょう。菅さんはわずか1年しか総理をしていない
のに、すぐほかの首相擁立に方向転換する民主党自身も問題です。もはや、次に誰を立てようと、
信用できません」
さらに武田氏は、何より国会議員を選んでいるのは、私たちだということを忘れてはいけないと説く。
だからこそ、私たち自身がやれることがあるという。
「国民は、もっと議員や政党に怒りをぶつけるべきなんです。もっと自分たちの意見や考えを主張
することが大事なんです」
※女性セブン2011年6月30日号
▼NEWSポストセブン [2011.06.18 07:00]
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