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★全裸検査中止を要請 人権団体、名古屋刑務所などに
・国際人権団体のアムネスティ・インターナショナル日本（東京都）が、名古屋刑務所
（愛知県みよし市）の受刑者や元受刑者から「工場に出入りする際の身体検査で、
集団で全裸にされ、精神的な苦痛を受けている」との証言が複数寄せられたとして、
こうした検査をやめるよう求める文書を名古屋刑務所などに出していたことが分かった。
文書は５月２７日付。
国連の規約や国の法律では受刑者の尊厳を尊重することが求められ、刑務官の
職務に関する訓令でも「身体検査では羞恥心を損なわないよう配慮する」と
定めていると指摘。「集団で全裸にした上での身体検査は尊厳を著しく傷つけ、
国際基準や国内法に違反する」と主張し、ただちに取りやめるよう求めている。
名古屋刑務所は取材に、工場に出入りする際、受刑者を全裸にして検査していることを
認めた上で「問題はないと認識している」と話している。
URLﾘﾝｸ(www.chunichi.co.jp)