11/06/18 05:34:20.16 sejSYMho0
と言うか人口に占める生活保護者の割合は、
よほど人口が減る局面に至らない限り増えこそすれ減らないよ。そしてそれは人口が多い国ほど深刻になる。
なぜなら、技術革新によって生活に必要な物資が機械で勝手に大量生産されるから。
皆が食べてる有名なカップラーメンだって、1億食をたった数百人で作ってる。
そう言うことが可能になる品目が、増えこそすれ減ることはないんだよ。
今じゃ電気もセンサーで自動でついたり消えたりする。
そのうち運転もGPS技術を使った自動運転になるのは間違いなく、そうなると運転手自体いらなくなる。
ロボットなんか開発されたら一体どうなるか。清掃員も料理人も必要なくなる。
これは人口が多い国の方が悲惨になる。
人口が3億になったからって、作る品目が1億の国に比べて増えるわけじゃないからだ。
それどころか、ついでに大量生産すればいいだけなので、
500人でカップラーメンを作ってたものが、3億人になったからって1500人も必要でなく、
1300人でできたりする。
そうなると、大量生産技術が進めば進むほど、人口が多ければ多いほど
失業率は高まる。だからアメリカなどが失業率が日本の倍もある。
中国なんかは一番悲惨なことになる。発展すれば失業率30%なんか当たり前の時代がくるよ。
ただ、逆に言えば、それだけ人間の営みに必要な物資が
人の力なくして簡単に作れる社会にあるということで、
生活保護受給者の数の増加が、昔のようにそのままイメージ通りの財政負担になるというのは間違い。
生活保護で支給した生活に最低限のお金は、すぐさま消費されて市場に戻ってくる。
そしてその生活必需品を作るのに必要な労力が、介護みたいにマンツーマンで
必要かと言ったら全然そんなことはない。機械でついでに作ってしまえるレベル。
もちろん全ての品目がそうではないが、食品の多くがそう。
技術革新が進んだ社会になればなるほど、人間の手が必要にならなくなるわけで、
そうなれば失業者が増え、生活保護者が増えるのは当たり前なんだよね。
生活保護者の数と言うのは、「技術革新によって働かなくても生きていける数が
大体どこまで増えたか」と言う発展レベルを見るおおまかな指標とも言える。
引退高齢者が増え続けてるのに失業率が高くなるというのはそう言うこと。