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三重県は16日、同県四日市市内で大気中の放射性物質を測定したところ、
過去の測定値より最大で52倍のセシウムやヨウ素を検出したと発表した。
福島第1原発事故の影響とみられるが、いずれも微量で健康への影響はないという。
県保健環境研究所(四日市市)が今年4月の1カ月間に研究所屋上の検査器にたまった雨水やちりなどを分析。
1平方メートルあたりヨウ素は13・3ベクレル、セシウム137は17・7ベクレル、
セシウム134は18・4ベクレル、ニオブは0・2ベクレルを検出した。
1988年から毎月測定しているが、セシウム134とニオブは今回初めて確認され、
ヨウ素とセシウム137のこれまでの最大値はそれぞれ1・24ベクレルと0・34ベクレルだった。
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