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★元実習助手に懲役７年 高校生２人にわいせつ行為 鹿児島地裁
・女子高校生２人への強姦致傷と強制わいせつの罪に問われた、鹿児島県立高校の
元実習助手、加藤大作被告（３１）＝住所不定＝の裁判員裁判で、鹿児島地裁は
１６日、「卑劣で身勝手な動機に酌量の余地はない」として懲役７年（求刑懲役８年）を
言い渡した。
判決理由で中牟田博章裁判長は、数年にわたり、路上で女性の体を触る行為を
繰り返していたとして「根深くゆがんだ性欲に基づく犯行で、わいせつ行為の内容は
悪質。被害者の１人とは示談が成立したが、内省が十分深まっているとはいえない」と
指摘した。
判決によると、加藤被告は平成２０年と２２年、通り掛かった女子高校生を後ろから襲い、
首に車の鍵などを当てて凶器に見せかけて脅し、空き地に連れ込んでわいせつな
行為をして、うち１人に軽傷を負わせた。
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