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ベトナム当局は14日、国営通信社を通じ、南沙諸島(ベトナム名:チュオンサ/英語名:スプラトリー)で13日に実施した実弾演習の写真を公開した。
中国メディアは同件を大きく取り上げた。中国でベトナムに対する反感が改めて高まる可能性がある。
ベトナム当局は、自国が実効支配している島から、兵士が銃機関砲を使い“敵”に対して射撃をする様子などを公海した。
ベトナム側は「今回の演習は、最近になり中国との間で発生した事態とは無関係」と説明したが、
中国メディアは「背景に、両国の対立激化があることは明確だ」と反発した。
中国メディアはさらに「ベトナムが過激な行為を繰り返していることにはは、国民の注意を外部にそらそうという、政治的目的がある」、
「摩擦がこれ以上高まれば、『銃が暴発』する可能性も高まる」などの、中国人専門家の意見も紹介した。
中国政府・外交部は14日の記者会見で南沙諸島の問題について「話し合いによる解決を望む」など自国の方針を示すだけでベトナム非難は避けるなど、
抑制的な姿勢を示した。しかし、中国内部では共産党内部、政府と軍、軍内部など、さまざまな意見が存在している可能性が高い。
現在の中国にはかつての毛沢東やトウ小平のような「絶対者」が存在せず、国家意思の統一も、そう簡単ではなくなったと考えてよい。(編集担当:如月隼人)
サーチナ 【政治ニュース】 2011/06/16(木) 10:00
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