11/06/15 22:52:27.94 x7jQF29y0
米国なんかじゃ、どっちかと言うと保守は、新エネルギーたる原子力を気軽に活用する事には疑念を持つ人も多く、
共和党なんかは石油利権の権化のように見られ、ただ、原爆などの兵器としての意義は認める人が多く、
極端な宗教保守などには「昔ながらの生活して、無理して電気使わなきゃ良いじゃん」的な思想の人も居たりする。
そして逆に革新派は、原発なども含めてクリーンエネルギーとして原子力の平和利用に熱心だったりする。
それと別に、ベトナム戦争の頃からの、ヒッピー系や緑の党の流れで、反核反原発のもあって、今欧州では大人気。
まぁ、その国の事情によって、原発や原子力への態度と政治的立場は違ったりするのだが、
日本の場合は、日本批判が好きに見えるような所が反核運動、特に反核兵器運動を主導してきた部分もあり、
欧米の核実験には強硬に反対するが、共産圏の核実験には然程反対しない不思議な運動だったりもして、
当初は違う趣旨の運動だったのかも知れないが、反核運動とは反日反米運動であると思われるような雰囲気に。
「反原発運動=反核運動≒反日運動」と見て、政治的立場から反発する人も出る。
そして、一方では、「原子力の技術保有こそが国益」と考えてる人が、まぁ、原発持たずに核技術研究ってのも、
あからさまっつうか、核研究し難いってんで、原発の保持自体には然程価値を感じてない人でも原発維持を言ったり。
こういう人達は日本が核武装でもすりゃ、米国の保守派のように、今までのような原発への情熱は失せるかもな。
それとCO2問題や、日本のエネルギー政策として、自然エネルギーや画期的な新技術の開発などを理想としても、
そうは言っても、今暫くは原発を中心に化石燃料発電を減らすしかないだろうな、と思ってる人もいたりでね。