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東京六大学の法学部を卒業後、パチスロで生計を立て三十路を迎えた男に、
「3・11」が立ちはだがった。10日に東京地裁で開かれた、詐欺などの罪に問われた
無職の男性被告(31)の初公判。東日本大震災に伴う店の営業時間短縮で生活に行き詰まり、
オレオレ詐欺の「受け子」役に身を投じた“パチプロ”が、法廷に再出発を誓った。(時吉達也)
検察側の冒頭陳述と起訴状によると、被告は4月上旬、詐欺グループのメンバーと共謀。
都内の女性=当時(71)=に女性の夫を装い「200万円必要なんだけど何とかしてくれるかな」
などと電話をかけた後、夫の知人を名乗って女性宅を訪れ、現金195万円をだまし取ったなどとされる。
被告はグループの人間とは面識がなく、電話で指示を受け、直接現金を取りに行く「受け子」役を担当していた。
初公判の冒頭、「間違いありません」と起訴内容を認めた被告。大学を卒業後、約半年間、
パチンコ店に勤務したのを除いて定職に就いたことはないという。パチスロで収入を得ていたが、
震災後の計画停電で店の営業時間が短縮され生活に窮していたころ、知人の
「夜の商売の客引き」に「5~10万円の報酬で、物を運ぶ仕事」を紹介されたという。
犯罪に荷担する原因となった、不安定な生活環境。弁護側の被告人質問で、
被告は「高学歴」の葛藤を明かした。
続きます
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