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東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、土などに付着した放射性物質が雨で流され、
各地の下水処理施設で汚泥として蓄積されています。NHKが全国の県庁所在地を取材した
ところ少なくとも16の都道府県で汚泥などから放射性物質が検出され、中には汚泥の保管
場所を「放射線管理区域」に指定する自治体も出ています。
福島第一原発の事故のあと、各地の下水処理施設の汚泥や汚泥の焼却灰から放射性物質が検出
されていることから、NHKは全国の県庁所在地や都道府県などに聞き取り調査を行いました。
その結果、少なくとも22の都道府県で汚泥などの検査を行い、このうち北海道から大阪までの
広い範囲に及ぶ16の都道府県で実際に放射性物質を検出していたことが分かりました。
1キログラム当たりの放射性セシウムの濃度が最も高かったのは、▽福島市の44万7000ベクレルで、
次いで▽東京都の5万5000ベクレル▽前橋市の4万2800ベクレル▽宇都宮市の2万6000ベクレル
などとなっていました。また、これとは別に▽東京の下水処理施設では3月に行った簡易検査で17万
ベクレルを検出していました。土などに付着した放射性物質が雨で流され、各地の下水処理施設で汚泥
として蓄積されているということです。このうち前橋市の下水処理施設では、汚泥の焼却灰の保管倉庫など
2か所で放射線量が国の基準を超えたため、市は周辺を「放射線管理区域」に指定し、作業をする際は
マスクの着用などを義務づけています。また、これまでセメントの原料として汚泥を利用してきた業者が
引き取りを拒んで、保管場所に困る自治体も出ています。
(>>2-10につづく)
▼NHKニュース [6月14日18時24分]
URLリンク(www3.nhk.or.jp)