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「絶対もうかる」などと未公開株や社債の購入、ギャンブル必勝法の伝授を持ち掛け、
高齢者から現金をだまし取る詐欺被害が広がっている。兵庫県警への取材によると、
県内の被害は今年だけで、5月末までに14件計約1億6千万円に上る。
県警は「老後の蓄えを一挙に失うケースが多い。甘い話には乗らないで」と呼び掛けている。(小林伸哉)
「A社の社債を持っていませんか」。1月中旬、阪神地域の男性(81)宅に、
実在の証券会社など数社を名乗る電話が次々と入った。
まもなく郵送で、一口10万円でA社の社債を購入する勧誘のパンフレットが届き、
証券会社員を名乗る男から「当社に買いたい顧客がいるが、購入権がない。
あなたには購入権があると聞いた。買ってくれれば、当社が額面の2・9倍で買い取る」と電話が入った。
男性が指定口座に振り込むと、男は「さらに社債を買い増しすれば、もっと高値で買い取る」などと
繰り返し勧誘。男性は十数回にわたって計数千万円を送金した。男性の手元には
社債を装った書類が送られてきたが、男からの連絡は途絶えた。
県警生活安全企画課によると、被害の内訳は、未公開株・社債購入名目が
9件で約1億4千2百万円と最も多く、「できレースを教える」などと競馬や
パチンコの必勝法を伝授する被害が4件約1700万円、「イラクディナールはもうかる」と
外貨購入を勧める被害が1件百万円、と続く。被害者は60歳以上が64%を占める。
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