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■政府・保安院の隠蔽行為は万死に値する■
小出裕章(京都大学原子炉実験所)による解説(6月6日 テルル132の検出が意味すること 小出裕章 (MBS))
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Q.テルル132が検出が発覚。テルル132はどういうものか?
→ヨウ素132の親核種。ヨウ素132は寿命が短い。
テルル132が出てくるとヨウ素132が生み出される。テルルを見ていればヨウ素のことが分かる。
燃料棒の被覆管が破れない限りテルルは出ない。
事故の初期に被覆管が損傷していた証拠。←←←←←←←←☆★注目!!!
被覆管のジルコニウムが水と反応する温度が850~900度。事故の初期の段階でその温度に達して被覆管が壊れていた。
Q.保安院の西山審議官が「情報を整理して公表する発想がなかった」と言っているが?
→保安院にとっては、それこそがやらないといけない一番の仕事だ。
Q.テルル132の検出を事故直後に公表していれば、避難すべき人たちに対するコメントが変わった?
→もちろん。テルルが出るということはヨウ素が出るということ。
ヨウ素剤などの防護措置が早急になされなければいけなかった。
Q.これを当時発表しなかった影響は大きいと考えるが?
→呆れるしかない。
Q.3月12日に枝野長官は会見で「放射能については測定し、万全を期しており、ヨウ素も用意している」と言った。
ヨウ素剤を摂取しておかなければならなかった?
→本当ならばそうだった。
ヨウ素剤は飲むべきときに飲まないと意味がない。
Q.3月12日午前8時半にテルルを検出し、同日午後6時に避難地域を半径20キロに拡大した。
その約10時間の間に措置ができたはず。
明らかに分かっていたが、それを隠しながら政府は避難地域を拡大したと考えられるか?
→私はそうだと思う。
日本の今の政府は事故の規模を小さく見せようとしてきた。