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焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、運営会社フーズ・フォーラス(金沢市)が
解雇を告げた全従業員に「解雇予告手当」を支払わない意向を示していたことが11日、分かった。
金沢労働基準監督署は労働基準法違反に当たるとして、同社に是正勧告する方針。
労基法は解雇予告手当について「30日前に解雇の予告をしない使用者は、30日以上の平均賃金を
支払わなければならない」と定める。
同社関係者によると、勘坂康弘社長らは8日夜、約60人の全従業員に解雇を告げ「お金がないから解雇
予告手当と6月1~8日の給与を支払えない」などと説明した。60人分の解雇予告手当は計約2千万円、
8日間の給与は計約500万円に上る。
▼MSN産経ニュース [2011.6.11 09:09]
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▽写真=フーズ・フォーラス社の勘坂康弘社長=5月6日、金沢市
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